佐呂間町で隠蔽配管の三菱エアコン入れ替え|外壁を壊さず配管を露出化+200V増設

約 20 年前の新築時から使われていたエアコンが、今年になって全く冷えなくなったお住まいです。お客様はすでにご自分で買い替えを決めて新しい本体を購入済みで、当店へのご依頼は「これに入れ替えてほしい」というものでした。難しかったのは、新築時に外観を意識して配管を壁の中に通した隠蔽配管だったこと。壁の中の配管は古く、隠蔽のままでは新しい配管に入れ替えられません。そこで外壁は壊さず、室内機の真裏に新しく配管穴を開けて屋外へ出し、屋外は配管カバーで立ち下ろす方法をご提案しました。室外機は 2 階エアコンの2 段架台の空いていた下段を活用。あわせて、壁の中に埋まっていた200V のコンセントを増設し、古い機体は回収して家電リサイクルとして処分しています。

「配管が壁の中を通っているので、うちは入れ替えできないのでは」——そんなご相談も承ります

施工概要

施工日 2026年8月1日(お問い合わせ・現地調査は 2026年7月15日)
地域 北海道常呂郡佐呂間町(当店の拠点である北見市から約40km・車で 50 分ほど)
建物種別 戸建て住宅(約 20 年前に新築)/2 階にも既設のエアコンあり
工事内容 エアコンの入れ替え(既設の取り外し・回収/新しい本体の設置取付)。既存の隠蔽配管は壁の中に残し、室内機の真裏に新しい配管穴を開けて屋外へ。屋外は配管カバーで立ち下ろし(配管・カバーとも約 4m)
機種・メーカー 三菱電機 霧ヶ峰 JX-V シリーズ(23 畳クラス)※本体はお客様のご用意
入れ替え前は 10〜14 畳クラスの機種
電源工事 あり。200V のコンセントが壁(ボード)の中に埋まっていたため、今後のメンテナンスができるよう壁に穴を開けてコンセントを増設
工期 1 日(作業員 2 名)
追加対応 取り外した古い機体の回収と家電リサイクルによる処分/2 階エアコンの 2 段架台の空き下段を活用(架台の新設なし)

ご相談のきっかけ|20 年使って、今年から全く冷えなくなった

お電話でのお問い合わせでした。去年までは普通に動いていたのに、今年になってエアコンの冷えが悪いとのこと。実際に伺って運転してみると、冷えが悪いどころか全く冷えていない状態でした。設置は約 20 年前の新築時から。この年数と症状からすると、冷媒ガスがほとんど抜けてしまっていると考えられる状態です。

この事例で先にお伝えしておきたいのは、買い替えを決められたのはお客様ご自身だということです。当店が「修理ではなく交換しましょう」とお勧めしたわけではありません。新築から 20 年が経っていたこともあり、お客様は修理ではなく買い替えると判断され、すでに新しい本体を購入されていました。そのうえでの「これに入れ替えたいので工事をお願いしたい」というご依頼です。本体はお持ちで、必要なのは工事だけ——という形のご相談は、当店では珍しくありません。

お電話の内容だけでは判断できないと考え、後日、日程を合わせて現地へ伺いました。佐呂間町までは当店の拠点である北見市から車で 50 分ほどですので、遠方というほどの距離ではありません。そして現地で分かったのが、この工事の一番の論点となる隠蔽配管でした。

施工のポイント

1

最大の論点は「隠蔽配管」。壁の中の古い配管は、そのままでは入れ替えられない

現地で確認したところ、冷媒配管が壁の中を通る隠蔽配管でした。室外機側も壁の中から配管が出ています。約 20 年前の新築時に、外観・景観を意識して配管を隠す造りで施工されたものと思われます。見た目はすっきりしますが、入れ替えの段になると事情が変わります。壁の中の配管は 20 年ぶんの古さがあり、隠蔽のままでは新しい配管に入れ替えることができません。かといって、配管を通すために外壁や内壁を壊すとなれば、工事はまったく別の規模になってしまいます。

2

現実解:外壁を壊さず、室内機の真裏に新しい配管穴を開けて露出に切り替える

現地でお客様と一緒に検討したうえでご提案したのは、次の方法です。室内機は同じ場所に付け替える。既存の隠蔽配管は撤去せず、壁の中に残したままにする。そして今の設置位置の真裏に、外壁へ新しく配管穴を開けて、そこから配管を屋外へ出す——というものです。外壁そのものを壊す必要はありません。屋外に出したあとは配管カバー(ダクトカバー)で地面近くまで立ち下ろし、室外機へつなぎます。立ち下ろしの長さは配管・カバーとも約 4m です。壁の中に残った古い配管は途中で切って中に収まる形に納め、元の配管穴もきちんと塞いで処理しました。屋外に配管カバーが 1 本増えることにはなりますが、カバーで通すぶん次に入れ替えるときは配管の交換がしやすくなります。

3

コンセントが壁の中に埋まっていた。今回の工事に必須ではないが、増設した

当日になって分かったことがもう一つあります。200V のコンセントが、隠蔽配管と一緒に壁の中を通っていたのです。室内機の背中側の壁(ボード)の中にコンセントがあり、その中でプラグが差さっている状態でした。これは今回の工事を進めるうえで必ず直さなければならない箇所ではありません。ただ、このままでは次にこのエアコンを触る人が、プラグを抜くことすらできません。そこで壁に新たに穴を開けてコンセントを増設し、室内機の脇でプラグを抜き差しできる位置に出しました。今後のメンテナンスのための一手間です。

4

架台は新設せず、2 階エアコンの 2 段架台の「空いていた下段」を活用

このお宅は2 階にもエアコンが 1 台あり、その室外機が2 段架台に載っていました。そして下段が 1 つ空いていたのです。現地調査の時点で「ここに収まるなら収めましょう」という話になり、お客様も「多分入ると思う」とのことでした。架台を新しく買って据える必要がなくなれば、そのぶん費用は抑えられます。ただし実際に収まるかどうかは、やってみないと分かりません。まずは下段に収める前提でお見積りをお出ししました。

5

室外機が大きく、足が引っかかった。斜めにしながら押し込んでジャストフィット

当日、実際に入れる段になると、新しい室外機は結構な大きさがありました。横からスライドさせて下段に入れようとしたところ、足の部分が引っかかってすんなりとは入りません。斜めにするなど向きを工夫しながら押し込んでいき、結果としてほとんど隙間のないジャストサイズでぴたりと収まりました。なお、この室外機には足のゴムが付属していなかったため、こちらで用意して持参し、取り付けたうえで据えています。細かいところですが、振動と音に効く部分です。

6

取り外した古い機体は、回収して家電リサイクルとして処分

入れ替え工事では、外した古い機体をどうするかが必ず問題になります。今回は取り外した室内機・室外機を当店が回収し、家電リサイクルとして処分しました(北見市内のリサイクル取扱店へ持ち込んでいます)。エアコンは家電リサイクル法の対象品目ですので、粗大ごみとして出すことはできません。当店は取り外しから処分まで一貫して対応しますので、古い機体の行き先を別に手配していただく必要はありません。移設・取り外し工事のご注意もあわせてご覧ください。

施工の様子

現地調査

室内側の仕上がりと、増設した 200V コンセント

屋外の仕上がり|配管カバーの立ち下ろしと 2 段架台

「本体はもう買ってある」「古いエアコンの処分もお願いしたい」
そんなご相談もお気軽にどうぞ

担当者より

エアコンラボ北見店 担当スタッフ

電気工事業登録/第二種電気工事士の有資格者が施工しています(代表者紹介・取得資格)

お電話をいただいた時点では「今年になって冷えが悪い」というお話でしたが、これは現地を見ないと判断できないと思い、日程を合わせて伺いました。運転してみると冷えが悪いどころではなく、まったく冷えていない。20 年という年数を考えると、ガスがほとんど抜けてしまっている状態だろうと見ています。お客様はすでにご自身で買い替えを決めて本体をご用意されていましたので、こちらから機種のご提案をすることはなく、「これをどう入れ替えるか」を一緒に考えるところからのスタートでした。

一番の悩みどころは、やはり隠蔽配管です。新築のときに見た目をきれいにしようとして壁の中に配管を通した——という造りのお宅は、この年代の住宅には少なくありません。ただ、十数年経って入れ替えの時期が来ると、「壁を壊さないと配管を替えられない」という壁に突き当たります。今回は外壁を壊さず、室内機の真裏に新しく穴を開けて外へ出す方法をご提案しました。屋外に配管カバーが 1 本立つことにはなりますが、外壁を触らずに済みますし、次に入れ替えるときも楽になります。古い配管は壁の中に残したまま、途中で切って中に収め、元の穴は塞いであります。

当日いちばん手こずったのは室外機を 2 段架台の下段に入れる作業でした。新しい室外機が思ったより大きく、横からスライドさせようとすると足が引っかかって入りません。斜めにしたり向きを変えたりしながら押し込んでいって、最後は隙間がないくらいぴたりと収まりました。ここが入らなければ架台を別に用意することになり、費用も増えていたところです。足のゴムが付いていなかったので、こちらで用意して持参しました。室内機もそれなりの大きさがありましたから、あらかじめ作業員をもう 1 名連れて 2 人で作業しています。おかげでスムーズに進みました。

もう一つ、当日になって分かったのがコンセントが壁の中に埋まっていたことです。隠蔽配管と一緒に 200V の線が壁の中を通っていて、室内機の背中側のボードの中でプラグが差さっている状態でした。今回の工事に必ず必要な作業ではありませんが、このままだと次に触る人がプラグを抜くこともできません。壁に穴を開けてコンセントを増設しておきました。最後にテスト運転をしたところ、寒いくらいによく冷えてくれました。20 年ぶりの入れ替えということもあり、工事が終わったあとはたいへん喜んでいただけたと感じています。佐呂間町までは北見から車で 50 分ほど。近いようで、まだご存じない方も多い距離だと思いますので、お気軽にお声がけください。

関連する施工事例

佐呂間町でエアコンの入れ替えをお考えですか?

お見積りは無料。古い機体の取り外し・回収・処分まで一貫して承ります。

当店の拠点である北見市から車で 50 分ほど。隠蔽配管で入れ替えを諦めていた方もご相談ください。

受付時間: 9:00〜19:00(年中無休)

電話する お問い合わせ